血圧と性行為について

高血圧でも治療薬の副作用で起こりうる立ちくらみ

急激な動作で血圧が下がることによって立ちくらみが起こることがあります。これは医学的に言えば起立性低血圧であり、立ち上がったときによく起こるふらつきや頭痛、立ちくらみといった様々な症状を含みます。横になった状態や座った状態から立ち上がったときに急激な血圧の低下が見られる現象であり、その症状として立ちくらみが生じるのです。こういった症状は原因疾患がある場合には治療が可能ですが、そうでない場合には生活改善で対応していくのが基本となっています。一方、高血圧患者でも立ちくらみを起こすことがあり、なぜ起こるのかと考えてしまう場合もあります。起立性低血圧は血圧の値が基準値を下回ることによって症状が出るとは限らず、その人にとって標準的な値から急激に低下を起こすことによって症状が出ることが多いのです。そのため、高血圧の人でも立ちくらみを起こすことが十分にありえます。特に治療薬を使っている場合にはその副作用として生じることもよくあることです。特に副作用として立ちくらみを起こしやすいのはα遮断薬に分類される治療薬であり、中枢神経系に作用する強力な降圧剤であることからそういった症状が出やすいのです。しかし、α遮断薬でなくとも降圧剤を飲み過ぎると副作用としてそもそも低血圧になってしまっているため、立ちくらみやめまい、頭痛といった症状が生じてしまいます。降圧剤はたくさん飲めば良いというわけではなく、適切な量を適切なタイミングで飲むことが大切です。それを守らないと副作用で悩まされることになってしまいがちになります。安全に医薬品を使用するためにも用法や用量は医師や薬剤師に指導されたものを守っていくことが大切です。